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【副業】クラウドワークスって稼げるの?私の収入公開

仕事

こんにちは、フリーランス映像翻訳者のelly (@ellyeblog) です。

副業やお小遣い稼ぎに、今は気軽にクラウドソーシングサービスが利用できる時代ですね。

私も2018年にクラウドワークスに登録し、本業が暇なとき(?)など、ちょくちょくサイトをのぞいて、お小遣い稼ぎをしてきました。

今回は、私が登録しているクラウドワークスについて、その活用方法や、メリット・デメリット、そしてズバリ最近の収入についてお伝えします。

 

クラウドソーシングって、本当に稼げるの?

そんな疑問を抱いている方の参考になれば幸いです。




日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

 

私が「クラウドワークス」に登録した理由

 

理由1:仕事がない空いた時間を埋めるため

冒頭に書いたとおり、私の本業は映像翻訳で、時々ビジネス系の文書翻訳もしています。過去にトライアルを受けた数社に翻訳者として登録されており、担当者から仕事依頼メールが来るのを待つのが基本のスタンス

事前にスケジュールが決まっているものはいいのですが(例えばドラマやテレビ番組のシリーズものなど、毎月いつ、どれくらいの量の仕事がくるか分かっているもの)、実際は翻訳の仕事というのは、予定が立たないことが多いのが現状です。

今月は仕事来ないな~。

そして本業が忙しくないときに単発の仕事を探したくて始めたのが、クラウドソーシングでした。

 

理由2:出産と育児で、本業を100%再開できないため

本業の仕事が途切れることのない売れっ子翻訳者や、営業メールを各社にバンバン出してフル稼働できる翻訳者なら、クラウドソーシングサービスは必要ないでしょう(求人を探す時間や、応募して採用を待つ時間、格安でトライアルを受ける時間がもったいない!)。

私も2011年にフリーランスになってから2015年に長女を出産するまでは、付き合いのあるクライアントに積極的にアピールし、急ぎの納期の仕事でも何でも引き受け、多い日は1日13時間でも稼働できていました。

ところが子どもが生まれてからは、育児と仕事を両立するのは在宅ワーカーとはいえ難しく、子どもの相手をする時間とのバランスを取りたくて、納期に余裕のある仕事しか引き受けられなくなりました。

今は本業がフル稼働できない分、自分で条件を選びやすいクラウドソーシングがとても役立っています。

 

理由3:日本最大級のクラウドソーシングだから安心

今でこそクラウドソーシングサービスはたくさんありますが、2018年当時は(今もですが)「クラウドワークス」と「ランサース」が超有名で、まずはこの2つのどちらかに登録するか、両方を併用する人が多いと思います。

私も翻訳案件の多かったこの2社に登録し、実績を積んで信頼されるワーカーになることを目指しました。

他にも「IT系に強い」「Web系に強い」など、特定の分野に特化したクラウドソーシングサービスがあるので、自分のスキルに合致したサービスを選ぶのがよいと思います。

 

クラウドソーシングに向いている人

  • 空いた時間にお小遣い稼ぎがしたい人
  • 専門のスキルを生かしたい人
  • スキルを磨きたい、経験を積みたい人

 

クラウドワークスにある主な仕事

 

総合的なクラウドソーシングサービスなら、あらゆる種類の仕事が網羅されている印象です。たとえばクラウドワークスでは以下の仕事カテゴリがあり、さらにその中から細かい職種に絞って仕事を探すことができます。

クラウドワークスにある仕事カテゴリ

  • システム開発
  • アプリ、スマートフォン開発
  • ホームページ制作、Webデザイン
  • ECサイト、ネットショップ構築
  • デザイン
  • 動画、映像、アニメーション
  • 音楽、音響、ナレーション
  • ビジネス、マーケティング、企画
  • ライティング、記事作成
  • 事務、カンタン作業
  • 写真、画像
  • 3D-CG制作
  • ネーミング、アイデア
  • 翻訳、通訳サービス
  • 製品設計、開発
  • 相談アドバイス、暮らし、社会
  • プロジェクト、保守運用メンバー募集

私は、「翻訳」「ライティング」「カンタン作業」のカテゴリで仕事を探しています。

また依頼形式も「プロジェクト」「コンペ」「タスク」の3種類あり、タスク形式の仕事(たとえばアンケートなど)は早い者勝ちですぐに作業して報酬がもらえるので、私もよく活用しています。

また募集人数も、1名のものから大量のものまでさまざまなので、最初は大量募集の案件を狙うと、契約に至る可能性が高いと思います。

 

登録から受注までの流れ

 

プロフィールを充実させよう

登録は無料で、資格なども必要なく、誰でもできます。

そして登録したらまずはプロフィールをしっかり書いておきましょう。学歴、経歴、スキル、自己PRなど、プロフィールページを充実させておけば、仕事に応募したときにクライアントの目に留まりやすく、逆にお仕事のスカウトメールが来ることもあります。

 

本人確認・NDA(秘密保持契約)締結をしよう

クラウドワークスは、クライアントとワーカー双方が匿名で仕事ができる場所です。なので本人確認とNDA締結は必須ではありません。

ただしクラウドワークスとNDAを締結しておくとワーカーとしての信頼性が増し、仕事の受注率も上がると思います。自分がクライアントの立場なら、本人確認とNDA締結が済んでいる人に仕事を頼みたいですよね。

NDAの締結には本人確認が必要(運転免許証などをスマホなどで撮影してアップロードするだけ)ですが、マイページ上にこのように表示されるだけで、本名や住所が公開されるわけではありません。

また逆に仕事を受けたり応募したりする際も、相手の本人確認状況や発注ルールチェック状況、また会社名をネット上で調べるなどはした方がよいと思います。

 

検索条件を保存しておこう

クラウドワークスでは、仕事を探す検索条件を最大3件まで登録することができます。

「仕事カテゴリ」に加え、

未経験可
継続依頼あり
複数人募集
カンタン

などにチェックを入れておけば初心者向けの仕事が見つけやすいですし、逆に

 プロフェッショナル求む

にチェックしておけば、ライバルの少ない案件を見つけやすいです。

私は「翻訳」「校正・リライト」「アンケート」の3つで条件と登録してあるので、いつでもワンクリックで最新の求人情報が見られます。

 

応募メッセージのテンプレートを作成しておこう

希望の仕事が見つかったら応募画面からメッセージを送って応募することになります(タスク形式の場合は不要)。

このとき、毎回最初から文面を書くのは大変なので、事前に応募メッセージのテンプレートを作成して登録しておくととても便利です。

私も「翻訳用」「校正リライト用」で登録してあるので、希望の仕事を見つけたらテンプレートを少し修正するだけで(もしくはそのままで)すぐに応募できます。

 

テンプレートの例

はじめまして、〇〇と申します。
こちらのお仕事に大変興味があり応募させていただきました。

【職務経験・実績・スキル】
職務経験やスキル、過去の実績などを記載しましょう。自分の得意なジャンルを書くのもよし。
その案件の応募条件や優遇条件に合う内容をアピールすることで、契約率が上がります。

【稼働時間】
平日・休日、どれくらい作業が可能かは正直に書いておくとスムーズです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

実際は案件ごとに重視するスキルや応募時のお願い事項が明記されていたりするので、それに合わせたメッセージにする必要があります。

 

これだけやっておけば、あとは空いた時間に仕事を検索し、タスク形式の仕事をこなしたり、プロジェクト形式の仕事に応募するだけで、あなたもクラウドワーカーの仲間入りです。

 

クラウドワークスでどれぐらい稼げる?

 

残念ながら、クラウドソーシングサービス全体として、報酬が低く、相場をはるかに下回る案件が多い印象です。

私も一時期は、「こんな安い単価でできるか!!」と思う案件ばかりで、サイトを見なくなったこともありましたが、やはりタイミングが合えばいい仕事があるものだと最近再認識したところです。

というのも、この2か月の私のクラウドワークスでの収入が、初めて6万円を超えたのです。

↑ システム利用料が契約金額の20%引かれているのが悲しい。。

 

やった仕事の内容は、数分で終わるアンケートの仕事(4円~258円)から、数日かかるリライトの仕事(時給換算で1000円くらいのもの)までさまざまですが、まさにちりも積もれば山となるです。

本業に加え、副業でこれだけ稼げたら個人的には大満足。

まめにチェックしていると目も肥えてくるのか、見つけた瞬間に「この仕事はいい!」と飛びつくこともあります。またすぐに作業ができないときでも、募集期限や応募人数に余裕があれば、とりあえず「気になる」ボタンを押しておいて、あとからゆっくりパソコンで作業することもあります。

 

クラウドワークスのメリット・デメリット

 

メリット

  • 案件数がとにかく多い
  • 仮払い制度があるので、報酬の未払いになることはない

 

案件数がとにかく多い

やはり日本最大級のクラウドソーシングサービスだけあって、案件数は非常に多く、それだけ自分に合った条件の仕事に出会う可能性も高いと言えます。

同じく大手の「ランサーズ」と比較してもその差は歴然で、2022年4月時点で募集中の案件数を以下に比較してみました。

2022年4月時点で募集中の案件数

「翻訳」で検索したとき
クラウドワークス:304件
ランサーズ:59件

「ライティング」で検索したとき
クラウドワークス:1,586件
ランサーズ:446件

 

仮払い制度があるので、報酬の未払いになることはない

クラウドワークスではすべての仕事において、ワーカーの業務開始前に、クライアント⇒クラウドワークスに支払い(仮払い)を行っています。

ワーカーは、仮払いが終わったことを画面上で確認してから仕事を始めます。そして仕事を納品し、クライアントの検収が終了したら、クラウドワークス⇒ワーカーに支払いが行われます。

これにより、納品後に検収がされず、クライアントと連絡が取れなくなったとしても、クラウドワークスが間に立って検収をしてくれるので、報酬を必ず受け取ることができることが保証されています。

 

デメリット

  • 仕事の単価が低い
  • システム利用料が高い
  • 利用者が多い=ライバルが多い

 

仕事の単価が低い

繰り返しになりますが、全体的に報酬が非常に低く、相場を大きく下回る案件が多いです。私も実際に契約した後、「予想以上に時間がかかって報酬に見合わない」と思い、キャンセルしたことがあります。これはクラウドワークスだけに限らず、クラウドソーシングサービス全体に言えることかもしれません。その分、自由度が高い仕事が多いので、いろいろと天秤にかけて判断するしかありません。

 

システム利用料が高い

もともとの単価が低い上に、さらにシステム利用料が高いのもデメリットです。契約金額の20%がシステム利用料として引かれてしまいます。

例えば、20,000円の固定報酬の仕事の場合、税込み22,000円が契約金額ですが、20%引かれた17,160円がワーカーに支払われる金額になります。

 

利用者が多い=ライバルが多い

クラウドワークスは登録している利用者(ワーカー)の数も多いので、それだけライバルが多いということにもなります。募集人数が1名の案件に対して、すでに立派なプロフィールの方たちが多数応募していたりすると、それだけで諦めてしまうこともあります。

それでもタイミングとご縁というのも必ずあると思っているので、自分の強みが生かせる仕事や、やりたい!と強く思える仕事があれば、諦めずにアピールしていきたいものです。

 

翻訳者の仕事を探すならアメリアがオススメ

 

先ほど、特定の分野に特化したクラウドソーシングサービスの話をしましたが、「翻訳者としてバリバリやっていきたい!」という方なら、「アメリア」などの翻訳専門サイトがおすすめです。会員制なので年会費(16,500円)は掛かりますが、その分、扱っている翻訳の仕事の質はクラウドワークスより良く、登録翻訳者として継続的な仕事につながる可能性も高いです。

2022年4月時点での翻訳や翻訳チェッカーの求人数は185件!

クラウドワークスよりも件数自体は少ないですが、1件1件の仕事の内容、単価、クライアントの規模ははるかに魅力のあるものと言えます。

アメリアの翻訳の求人情報は、「映像」「出版」「実務」の大きなカテゴリがあり、さらに実務は以下の細かい分野から選ぶことができます。

ビジネス・法務、IT、工業・技術、メディカル、金融・経済、特許、ゲーム、その他(観光、エンタメなど)

勤務場所は、在宅かオンサイト。雇用形態はフリーランスだけでなく、正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員で検索できます。

またアメリアは「翻訳の勉強中で、未経験からスキルを磨いていきたい!」という翻訳学習者にも有益な情報が多く、定例トライアルやコンテストに積極的に応募すれば、翻訳者としてスキルアップしながら仕事を獲得することも夢ではありません。

 

↓入会金(5,500円)が無料になるキャンペーンも時々実施しています。



翻訳者ネットワーク「アメリア」

 

まとめ

 

いかがでしたか。デメリットもありますが、子育て中の主婦・主夫の方、本業もあるけど夜や休日に副業もしたいビジネスパーソンなどに、クラウドソーシングは活用できるサービスだと思います。登録自体は無料ですので、一度サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。



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