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【DWE】0歳から5年間、プレイアロング・シングアロング・ストレートプレイを中古で使った感想

語学

 

こんにちは、フリーランス映像翻訳者のelly (@ellyeblog) です。

我が家には2019年現在、4歳、2歳、0歳の娘がおり、長女が0歳の頃から、家で英語のCDやDVDのかけ流し、絵本の読み聞かせなどをしてきました。

両親が日本人なのに「0歳から英語」と言うと、「日本語がおろそかになるから、まずは母語が大事では?」といった声がつきものですが、私は個人的に「乳幼児期から外国語に触れないのはもったいない」と考えています。少なくとも耳の黄金期と言われる時期に「英語耳」は鍛えておきたいと、長女が生まれる前から思っていました。

今回はそんな我が家で最も活用している、ディズニー英語システム(DWE)の教材を5年間使ってみた感想をまとめたいと思います。

 

我が家の状況

我が家はDWEの正規会員ではありません。長女が生後6ヵ月の時(2015年)にDWEの無料サンプルDVDのかけ流しからスタートし、プレイアロング、シングアロング、ストレートプレイをすべて中古で購入してきました。

他に英語教室に通ったりすることはなく、基本的に家で外国語のDVD、TV、CDを観たり聴いたり、絵本を読み聞かせたり、親の語学レッスンに少しだけ参加させたりといった程度で、あとは

  • 異文化と触れ合う機会を大切にする
  • 親が楽しく外国語を使う姿をなるべく見せる

ことを意識しています。補足的に、長女が年中の4月から、ポピーKids Englishを始めました(安かったので)。

「娘たちに完璧なバイリンガル、トライリンガルになって欲しい!」というわけではなく、「学校の英語の授業で苦手意識を持って欲しくない」、「いつか外国語を身につけたいと思った時に、少しでも楽ができるような土台(特に「リスニング力」)を作っておいてあげたい」というのが私の想いです。

 

まずは資料請求と「わくわく無料体験」

DWEの資料請求をすると、予想通りすぐにアドバイザーさんから電話があり、「わくわく無料体験」のお誘いがありました。

最初は断ったものの、数週間後、一度自宅に来ていただきました。その理由は、サンプルDVDの中の広告映像に、私が心を動かされたからです(単に「楽しそう」というだけではなく、高校レベルの英文法がしっかりと網羅された内容で、しかも各教材が連動したつくりになっている点)。

この時、長女はギリギリ人見知りが始まる前。2時間くらい、教材を試しながらお話を聞き、長女の食い付きも良く魅力的ではありましたが、やはりフルセットで80万円と高額!DWEは、10年分の教材を最初に一気に購入するイメージです。

仮に10年間、英語教室に通ったりすることを考えれば、そして本当にDWEで英語が身につけば決して高すぎるわけではないのですが、一気にそろえても先のことは分からないからと、契約はしませんでした。それでも完全には諦めきれず、一部の教材を正規または中古で購入することも検討しながら、しばらくはほぼ毎日サンプルDVDを見せて過ごしました。

ちなみにDWEとよく比較されるベネッセの Worldwide Kids (WKE)がありますが、こちらも同時期に無料サンプルを取り寄せました。WKEの方が値段が安く、教材もおしゃれで大人好みな感じです。長女もDVDは気に入ったようでよく見ていましたが、歌が何となく洋楽を聴いているようで、DWEほど英語が身につかない気がしました。

「仮にやるとするなら文法到達点の高いDWE」というのがこの時の私の結論で、WKEのサンプルは、気分転換やBGMとして時々かけ流していました。

サンプルだけでも結構楽しめます。

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長女0歳8ヵ月、プレイアロングを中古で購入

DWEのサンプルDVDは、子どもが見る歌の部分は最初の10分程度で、残りは親向けの宣伝です(内容は本当によくできている)。かけ流すのに、さすがに毎日この10分の繰り返しでは物足りないと感じ、DWEの最初の教材に当たる「プレイアロング」だけは、すぐにでも欲しくなりました。

プレイアロングはディズニーキャラクターは登場せず、親子でオモチャで遊びながら楽しむ0〜3歳児向けの教材で、いろんな方のブログを読むと、付属のオモチャはやはりあった方が子どもの食い付きが良いとのことでした。子どもが使う物なので、なるべく状態の良い中古品を探し、新品同様のセットを購入したのが、長女がちょうど8ヵ月になる時です(ヤフオクで4万円)。

それからはプレイアロングのDVD3枚を、1日1〜2時間はかけ流していました。長女はサンプルDVDで聴き慣れていた歌には反応していたので、それまでの2ヵ月間のかけ流しでちゃんとインプットができていたことが実感でき、励みになったことを覚えています。

1歳になる頃には、Shake your hands.や Clap your hands.、Open your hands and close them. などの部分を真似するようになり、英語を楽しく体で覚えている様子でした。その後、長女も次女も、プレイアロングに飽きてしまう時期がありましたが、2歳頃にまた不思議とブームが到来。おそらく映像に出てくるのと同じオモチャが家にあるのが嬉しかったようです。

 

長女0歳9ヵ月、シングアロングの一部を中古で購入

プレイアロングに加え「シングアロング」までは早いうちにやらせておきたいと当初から思っていましたが、130曲の映像付きの最新版DVDは中古品でも高額でした。とりあえず歌にだけは慣らそうと、DVDは諦めてCD&絵本のセットを中古で購入したのが、長女9ヵ月の時です(ヤフオクで9千円)。

このCD1〜4巻を、プレイアロングの合間にかけ流しました。1巻は割と簡単な歌ですが、3、4巻は結構大人でも歌うのが難しく、私も絵本を見ながら一緒に頑張って歌ったりしました。先ほども書いたように、DWEの優れている点は、高校英語レベルの文法が歌詞にしっかりと組み込まれていること

これだけの良質の英語を歌で頭に入れておけば、将来、英語の授業の内容がスムーズに入ってくるだろうし、「あの歌詞はこういう構造だったのか!」と、一種の喜びと共に英語が定着していくことが想像できます。

こんな親の期待とは裏腹に、長女はシングアロングのCDや絵本にはあまり興味を示さず、CDをかけても次第に「アンパンマンが見たい」と好みや主張が出始めました。無理強いは良くないと諦め、代わりにまだ自己主張のない次女のためにプレイアロングやシングアロングを見せたり聴かせたりしました。

ちなみに、シングアロングに付いているSpoken Version(スポークンバージョン、朗読バージョン)のCDも時々かけ流していましたが、歌よりもより歌詞が頭に入ってくる気がしたので、併用するのはオススメです。

 

長女4歳半、ストレートプレイを中古で購入

シングアロングを購入してから4年近く経った2019年、追加で購入したのが「ストレートプレイ」のDVDです(ヤフオクで4万円弱。2017年購入の新品同様の中古品)。

約4年間、プレイアロングとシングアロングの一部を使ってきて、なぜストレートプレイを追加購入したのか。その理由は3つあります。

理由1:DVDがプレイアロングだけでは飽きてきた

プレイアロングは子どもが0~2歳くらいの時にかけ流すDVDとしてはちょうど良いですが、さすがにこれだけでは子どもも親も飽きてくるし、英語のレベルも将来的にはこれだけでは不十分です。

理由2:シングアロング(CD&絵本)を活用しきれない

結局、我が家の娘たちはあまりシングアロングの絵本を開いてくれず、とりあえずCD4枚を休日、家で遊んでいる時間にかけ流すだけでした。ABCソングくらいなら口ずさんでくれることもありましたが、CDのかけ流しだけではどれだけインプットできているか実感がなく、娘たちを見ても成長を感じませんでした。

理由3:シングアロングと連動している「映像」が欲しい

これが最大の理由です。聴き慣れた曲の「映像」があれば、もっと興味を示してくれるかなと思ったことと、それによってCDのかけ流しにもより相乗効果が生まれると思ったからです。その予感は的中し、長女も次女も、「ミッキー観る!」と自ら言うようになり、今までのかけ流しで蓄積されていたABCソング以外の歌もどんどん歌うようになりました

 

「シングアロング」か「ストレートプレイ」か

「シングアロングのDVD」か「ストレートプレイのDVD」のどちらを購入するかは最後まで悩み、いろんな方のブログを読みました。そして多くの方がおすすめしていたのが、「どちらか一方を選ぶならストレートプレイ」でした。我が家のように、シングアロングのCDをすでに持っていたならなおさらだと思います。

「歌」は英語に馴染むという点では効果的ですが、「お話・語りかけ」の方が英語が頭に入ってくる気がするので、そのバランスを考えてストレートプレイを選びました。

 

買ってよかったストレートプレイ

やはりストレートプレイは「音楽」と「会話」のバランスが良いです。そのおかげで子どもが飽きにくいように感じます(1巻1巻が長いので、さすがに途中で集中力は途切れますが)。シングアロングのDVDに比べると歌自体は少ないですが、メインとも言える私のお気に入りの曲が結構入っているのは嬉しいです。

ストレートプレイを購入してから、不思議とプレイアロングの曲まで娘たちだけで歌うようになり、思わぬ相乗効果です。「英語を話す」ことに関しては特に長女にはためらいがあったので、長女4歳、次女2歳でようやく「英会話」ができる状況になりました。

ストレートプレイのメニュー画面はこんな感じ。

このストレートプレイDVD12巻と、シングアロングCD4巻、そして時々プレイアロングDVD3巻、というふうに、我が家ではしばらく取り組んでいこうと思います。

 

おわりに

我が家(私)の場合、DWEのサンプルプレゼントに惹かれてスタートしたものの、結果的にこれだけの教材を購入するに至ったのは、決してDWEの宣伝に踊らされたわけではなく、自分なりに「この教材は優れている」と確信しながらそろえていった結果です。

ワールド・ファミリーやDWEが誕生した40年前とは時代も変わり、今はYouTubeなどで探せば英語の教材になる物はいくらでもありますが、やはりDWEほど「楽しく子どもに文法が定着する教材」はなかなかないと思います(探せばあるのでしょうが、子どもの成長速度を考えると、探している時間がもったいない!)。

とにかく、今は最低これだけやっておけば安心できる、そう思えるのが、今の我が家のDWE環境です。

最後までお読みいただきありがとうございました。似たような状況の方の参考になれば幸いです。

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