こんにちは。三姉妹におうち英語を実践中のelly (@ellyeblog) です。

大学で言語学を専攻し、映像翻訳の仕事をしています。自分が語学で苦労した分、「子どもの言語習得」にとても興味があります。
娘たちが0歳の頃から、日本語の絵本と同じように英語の絵本の読み聞かせをしてきて、これまでに読んだ数は200冊近くになります。
今回はそんな私がオススメする、2~3歳向けの英語絵本20冊の紹介です。CD付きのものや、YouTubeに良い動画がある絵本もあるので、ぜひ探してみて下さい。
- 2~3歳向けのオススメ20冊
- Alphabatics(78 words)
- How Do You Feel?(79 words)
- Today Is Monday(83 words)
- Ten Fat Sausages(89 words)
- Jasper’s Beanstalk(92 words)
- The Carrot Seed(101 words)
- The Chick and the Duckling(111 words)
- Titch(123 words)
- Mary Wore Her Red Dress(163 words)
- Where is the Green Sheep?(170 words)
- What’s the Time, Mr Wolf?(175 words)
- The Wheels on the Bus(189 words)
- Five Little Monkeys Sitting in a Tree(201 words)
- Five Little Monkeys Jumping on the Bed(206 words)
- From Head to Toe(207 words)
- One Lighthouse, One Moon(210 words)
- Bark, George(227 words)
- I Am the Music Man(283 words)
- Old Macdonald Had a Farm(408 words)
- Chicka Chicka Boom Boom(438 words)
- 番外編
- おわりに
2~3歳向けのオススメ20冊
2~3歳になると、語数をもう少し増やし、数や色や曜日や動物などの基本単語がより身につく内容の絵本がオススメです。
Alphabatics(78 words)
アルファベットが変化して1つの単語を表す絵に変身。YouTubeに5歳の女の子が読んでいる動画があり、かわいくて娘はすごく気に入っていました。この絵本がフォニックスを知るきっかけになりました。
How Do You Feel?(79 words)
「今どんな気分?」とサルくんと一緒に15種類の感情表現が学べます。
Today Is Monday(83 words)
日本語版:『月ようびはなにたべる?』
アメリカの有名なわらべ唄で、音楽に合わせて曜日を口ずさみたくなります。曜日ごとに月曜日から繰り返し、だんだん文が長くなるのが大変ですが、記憶力も鍛えられます。
Ten Fat Sausages(89 words)
ホットドック屋さんで、10本あったソーセージが2本ずつ減っていくお話で、算数の勉強にもなります。
Jasper’s Beanstalk(92 words)
月曜日に豆を拾ったネコのジャスパーが、火曜日にそれを植えて、水曜日には水をやり…というお話。曜日の勉強になります。
The Carrot Seed(101 words)
日本語版:『ぼくのにんじん』
1945年に出版された名作。男の子がニンジンの種を蒔いて、みんなに「生えてこないよ」と言われても、黙々と世話をするお話。
The Chick and the Duckling(111 words)
日本語版:『ひよことあひるのこ』
アヒルのやることを、”Me too!”と言って何でも真似するヒヨコ。でも泳ぎは真似できなかったようで…。最後のオチは子どもには解説しないと分からないかも。娘たちは”Me too!”の部分をよく真似していました。
Titch(123 words)
日本語版:『ティッチ』
3人兄弟の末っ子のティッチは、お兄ちゃんとお姉ちゃんのやることになかなか追いつかない。でも最後はティッチの植えた種が芽を出して…。末っ子の奮闘ぶりに心が温まる作品です。
Mary Wore Her Red Dress(163 words)
リスのメアリーが赤いドレスを着て、クマのお誕生日パーティに出掛けます。ページをめくるごとに友達が現れて1色ずつ色が増えていき、最後はカラフルなパーティに。
Where is the Green Sheep?(170 words)
全部で24匹の個性豊かな羊が次々と登場し、形容詞が覚えられます。YouTubeに歌があったので繰り返し見ているうちに長女は覚えてしまい、我が家では思い出深い絵本です。
What’s the Time, Mr Wolf?(175 words)
「オオカミさん、いま何時?」と繰り返しながら、朝7時から夕方6時までオオカミさんの1日を追っていく絵本。時計の見方や時間の言い方が学べます。
The Wheels on the Bus(189 words)
誰もが聞いたことのある童謡をもとにした絵本。タイヤが「クルクル」、ワイパーが「シュッシュッ」など、擬態語の響きが楽しめます。
Five Little Monkeys Sitting in a Tree(201 words)
シリーズ本でたくさん出ています。5匹の子ザルがピクニックに行ってワニをからかったら、1匹ずつ姿が見えなくなっていき…。うちの娘たちは5匹のサルを数える部分がお気に入りでした。
Five Little Monkeys Jumping on the Bed(206 words)
上と同じシリーズ本。5匹の子ザルが今度はベッドの上で飛び跳ねて大騒ぎ。1匹ずつ落ちてケガをしてしまい、何度もお医者さんに電話をかける様子がおもしろいです。
From Head to Toe(207 words)
日本語版:『できるかな?―あたまからつまさきまで』
もともと日本語でも馴染みのあった絵本で、娘たちが大好きな作品。12種類の動物が得意のポーズを披露してくれるので、それを真似して楽しめます。動物や動作の英語が勉強になります。
One Lighthouse, One Moon(210 words)
色、曜日、月、1〜10までの数字が各章のテーマになっていて、この1冊で様々な基本単語が学べます。長女はYouTubeにお気に入りの動画があって、この絵本が大好きでした。
Bark, George(227 words)
子犬のジョージが吠え方を練習する、ユーモアたっぷりの絵本。まだ幼児には理解できないかもしれませんが、我が家で繰り返し読んだお気に入りの1冊です。
I Am the Music Man(283 words)
音楽家たちが住むにぎやかなアパートを舞台に、ピアノ、サキソフォン、大太鼓、木琴、バイオリン、トロンボーンと、楽器の語感が楽しめます。
Old Macdonald Had a Farm(408 words)
「イーアイイーアイオー」の歌でもおなじみのお話。どんどん増えていく動物たちの鳴き声を真似するのが大変かつ楽しいです。
Chicka Chicka Boom Boom(438 words)
数々の賞を受賞した名作。AからZのアルファベットたちが次々にココナツの木に登っていき、大混乱していく様子とリズミカルな歌が楽しめます。
番外編
「えいごであそぼ」CD付き絵本
以前Eテレでやっていた番組「えいごであそぼ」の絵本も、CD付きでとても簡単な英語で書かれているのでオススメです。仕掛けもあったり、最後には英語のクイズもあったりで、楽しく勉強ができます。
おわりに
今回紹介した絵本も、対象年齢は語数や内容から私が勝手に判断したものですので、あくまでも参考程度にしていただき、お子さんの興味に合うもので、その時期に応じた読み方を試してみて下さい。
英語絵本の読み聞かせを続け、分かる単語が増えて英語が楽しく感じられる段階に入ると、「英語で読んで!」と子どもの方から言うようになったり、「早く英語がしゃべれるようになりたい!」と、進んで他の英語教材もやるようになったりと、相乗効果が生まれた経験があります。

あきらめずにインプットを続け、こういう反応が返ってくる瞬間は本当に嬉しいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんが良い絵本に出会えますように。