こんにちは。三姉妹におうち英語を実践中のelly (@ellyeblog) です。

大学で言語学を専攻し、映像翻訳の仕事をしています。自分が語学で苦労した分、「子どもの言語習得」にとても興味があります。
娘たちが0歳の頃から、日本語の絵本と同じように英語の絵本の読み聞かせをしてきて、これまでに読んだ数は200冊近くになります。
今回はそんな私がオススメする、4~5歳向けの英語絵本10冊の紹介です。CD付きのものや、YouTubeに良い動画がある絵本もあるので、ぜひ探してみて下さい。
4~5歳向けのオススメ10冊
4~5歳になると、メッセージ性のあるものなど、より深い内容の絵本を英語でも味わえるようになるといいですね。
Water(74 words)
水について学べる絵本。雨、氷、雪になったり、花を潤したり、時には洪水を起こしたり。カラフルな水の絵もとても魅力です。
Each Peach Pear Plum(113 words)
ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。韻を踏んだ英文と、細かく描き込まれたイラストを子どもと一緒に味わいたい作品です。
Whoever You Are(191 words)
人種が違っても、みんな感じることは同じなんだというメッセージが込められています。いろんな人種がいることを教えるというよりも、小さい頃からそれが当たり前だと思ってくれるようになるといいなと思って読み聞かせました。
10 Things I Can Do to Help My World(220 words)
地球を守るためにできる簡単なことを10個教えてくれる仕掛け絵本。できることから子どもと実践して、地球環境の大切さが分かる子に育って欲しいです。
Where’s My Teddy?(221 words)
日本語版:『まーくんとくま』
落としたテディベアを探しに森の中へ行ったエディは特大サイズのテディベアを発見。すると巨大なクマが泣きながら出てきて…。クマのあまりの巨大さにはびっくりです。
Pete’s a Pizza(232 words)
日本語版:『ピッツァぼうや』
雨の日に退屈している男の子をお父さんがピザに見立てて遊ぶほのぼのした内容。YouTubeにいい動画があります。こんな風に親子で遊んだら楽しいかもとヒントになります。
Owl Babies(326 words)
3羽のフクロウの赤ちゃんが目を覚ますと、お母さんの姿がなく、心配でたまらないフクロウたち。YouTubeのアニメーションがよくできていたので、約10分と長い割に、長女は最後まで見入っていました。
Guess How Much I Love You(374 words)
日本語版:『どんなにきみがすきだかあててごらん』
日本語でも有名な作品の原作。チビウサギとデカウサギの2匹のウサギがお互いをどれだけ好きか言い合いっこする、心温まるお話です。
A Taste of the Moon
日本語版:『お月さまってどんなあじ?』
日本語版も有名です。動物がたくさん出てきます。著者のミヒャエル・グレイニェク(マイケル・グレイニエツ)さんはポーランド出身で、2001年から東京で創作活動をしているそうです。図書館で彼の他の絵本を検索すると、25冊くらいあるようなので楽しみが増えました。
Corduroy(707 words)
日本語版:『くまのコールテンくん』
こちらも名作『くまのコールテンくん』の原作。デパートのおもちゃ売り場にいるテディベアが、自分の洋服の取れたボタンを探して真夜中のデパートを冒険するお話。長いので、まずは日本語でも読んであげるのがオススメです。
番外編
いもとようこさんの英語絵本シリーズ
娘が日本や世界の名作を読むようになった頃、いもとようこさんの英語版シリーズ「英語でよもう!はじめてのめいさく」があることを知りました。内容はとても簡略化されていて、長さは幼児にピッタリ。しかも朗読CD付きです。
もともと日本語版で内容を知っているのも、子どもの抵抗がなくて良いですし、名作に触れながら英語にも触れられる。まさに一石二鳥です。
おわりに
今回紹介した絵本も、対象年齢は語数や内容から私が勝手に判断したものですので、あくまでも参考程度にしていただき、お子さんの興味に合うもので、その時期に応じた読み方を試してみて下さい。
また読み聞かせだけでなく、子どものリーディング教材としても絵本を活用していくと、英語がどんどん定着していきます。
リーディングに関しては、また別記事で紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんが良い絵本に出会えますように。