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【保活】こども園・私立保育園・公立保育園の計5園に子どもを通わせた感想

教育(語学以外)

こんにちは。フリーランス映像翻訳者のellyです。

我が家はそれぞれ2学年差の娘3人を、合わせて5つの園に通わせました。

フリーランスという立場でしたが、無事に保活が終了したときはホッとしました。

3人が通った園は以下のとおり。

長女:公立こども園
次女:私立小規模保育所→私立認証保育所→私立認可保育園→公立認可保育園
三女:私立小規模保育所公立認可保育園

次女に関しては転園が多いです。

これだけ様々なタイプの園を経験した人は珍しいのではないかと思い、我が家の体験が何か参考になればと、今回は親の目線でいろいろ振り返ってみることにしました。

当然、それぞれの園で良し悪しはありました。

そして一概に「こども園」「保育園」「公立」「私立」と言っても、園や地域によって様々かと思いますので、あくまでも参考程度に読んでいただければと思います。

 

*2025年追記↓
通っている途中に新型コロナの流行があったり、デジタル化が進んだりして、同じ園でも変化があったので、なるべく最新の状況に寄せています

 

長女:公立こども園(3年)

<参考>
公立こども園A家から自転車で10分強(徒歩20分)、1クラス35名、園庭あり

こども園を選んだ理由

長女が生まれてからしばらくはフリーランスの仕事を休んでいたので、保育園に通わせることは全く考えていませんでした。しかも当時(2016年頃)は「保育園落ちた日本死ね」がニュースになったほど待機児童が社会問題になっていて、私の住む地域も保活の激戦区でした。

在宅フリーランスの私が子どもを保育園に入れられるはずがないと初めからあきらめていて、近所の私立幼稚園や公立こども園をリサーチ。私立幼稚園の説明会には4園行きましたが、長女の性格(人見知りが強く、面接や考査は無理)や説明会での雰囲気、保育内容(のんびり系、給食の有無)などから判断して、最終的に抽選で受かった公立のこども園Aに入園を決めました(2018年当時はまだ、幼稚園やこども園も激戦の年でした)。

長女はこのこども園に年少から年長まで3年間、お世話になりました。

こども園の特徴

認定こども園とは、「幼稚園と保育園の両方の良さを併せ持ち、教育・保育を一体的におこなう施設」のこと。また先生たちが「保育士資格」と「幼稚園教諭資格」を持っているのが、保育園とは異なる点。クラスには短時間・中時間・長時間保育の子がいて、短時間保育(娘はこれに該当)の場合は、一般的な幼稚園と同じ14時降園になります。

こども園の良かった点
  1. 毎日給食がある。
  2. 広い園庭とホールがある(※これは園によります)。
  3. 幼稚園と同じくらい、季節の行事、教育活動が充実している。
  4. 地域との交流がある。
  5. (短時間保育の場合)降園時間が一斉なので、親同士で会う機会が多い(降園後、子供たちを一緒に遊ばせたりして仲良くなれる)。
こども園のマイナスな点
  1. 登園・降園の時間が厳密に決まっている。
  2. 行事や係・役員などで、親の出番が多い。
  3. 慣らし保育が長い(年少の夏休み前まで、段階的に)。
  4. 幼稚園ほど「お勉強」や「体操・英語」などの課外活動はない。
  5. 公立なので、春に先生の異動がある。
  6. 写真販売は少なめ。
やはり毎日給食があるのが幼稚園とは大きく異なり、親としてはありがたいポイント。

入園式、遠足、運動会、発表会、卒園式など、季節ごとに行事がしっかりあるのは幼稚園や保育園と同じですが、親子遠足、保護者懇談会(年数回、平日昼)、総会、個人面談、誕生日会など、親が参加する行事は保育園より多め。また役員や係、イベントの手伝い、ボランティア、卒アル制作など、親の出番も多いです。

こども園は一般的な幼稚園と同様、親と園、また親同士の関係が強いので(ランチ会のお誘いがあったり)、そういうことに負担を感じない方、仕事をしながらも園生活にたくさん関わりたい方は、こども園が合っているかもしれません。

次女:小規模保育所(1年)→認証保育所→私立保育園(1年)→公立保育園(2年)

<参考>
私立小規模保育所B徒歩2分、1クラス7名(3学年同室で最大19名)
私立認証保育所C自転車で5分(徒歩10分)、1クラス5
私立認可保育園D徒歩1分、1クラス11
公立認可保育園E自転車で5分(徒歩10分)、1クラス20名、園庭あり

 

我が家は「私立幼稚園」には通っていないので、以下は保育園同士での比較になります。

小規模保育所を選んだ理由

いざ長女をこども園に通わせると、やはり降園が14時で(預かり保育はあるものの日数制限あり)、家庭保育中の1歳の次女がいると、なかなか仕事が再開できないことに気付きました。でもこの時はまだ、「フリーランスで保育園は無理」という思い込みがありました。

そんな中、三女を出産後に転機が訪れます。

こども園のママ友が、同じく1歳の下の子を保育園に入れて仕事を再開したのです。

「小規模保育所なら入りやすいよ」

そう教えてもらい早速調べてみると、確かに近所の小規模保育所は1~2歳クラスに空きがあることを知りました。空きがあれば、フリーランスでも保育園に入れられます。

そして保育施設の申し込みに必要な「過去3か月の仕事の実績」を作るために覚悟を決め、長女の送迎や次女&三女の家庭保育をしながら、何とか仕事受注の目途が立った段階で(求職扱いで)申し込み。無事、近所の私立小規模保育所Bの2歳クラスに、6月入所で内定しました。

家から徒歩2分。しかも長女の園への通り道にあったため、朝は次女を先に預け、帰りは後から迎えに行くことができ、長女の送迎がこれでだいぶ楽になりました(三女はこのとき抱っこ紐)。

 

小規模保育所の特徴

小規模保育所のいいところは、少人数で手厚い保育が受けられること。連絡ノート(※後にアプリに変更)には毎日びっしりと子どもの様子が書き込まれ、お迎え時も、割とゆっくり先生と話すことができました。

入園式や運動会、遠足はありませんでしたが、夏祭り、ハロウィン、クリスマス会、修了式など、先生たちが毎回、アットホームなイベントを準備してくださいました。また毎月、アプリを通して写真販売があり、購入するしないにかかわらず、子どもの園での様子がとてもよく分かってありがたかったです。

保護者懇談会は年2回、平日夕方に行われましたが、こども園のような親の係はなし。朝は部屋で親が荷物をセットし、帰りも親が荷物をまとめて帰る程度でした。

小規模保育所の良かった点
  1. 少人数なので手厚く、アットホーム。
  2. 役員や係などの親の負担は一切ない。
  3. アプリでの写真配信が充実している。
小規模保育所のマイナスな点
  1. 0~2歳クラスのみなので、卒園までにまた保活が必要になる。
  2. 園庭はない(水遊びができる程度のスペースあり)。
  3. オムツは各自、お持ち帰りだった。
小規模保育所の最大のデメリットは、やはり卒園後の保育園をまた探さないといけないプレッシャーがつきまとうことでしょう。でも自治体によっては、小規模保育所からの転園の場合は申請時に加点が付くので、私の場合は通っておいて良かったと思っています。

転園1:小規模園→認証園

認可外保育施設のイラスト

上述のとおり、小規模保育所はそもそも0~2歳クラスしかないため、2歳クラスへの入園と同時に、翌年度からの保育園選びをしなければなりませんでした(これが小規模保育所が人気のない理由かもしれません)。実際、3月の卒園を待たずに転園していく子もいます。

そして我が家の場合、長女のこども園が家から遠かったため、反対方向の園は候補から外し、近所の2園のみを次女の次の預け先として申請しました。

1つ目の私立認証保育所Cは、見学説明会(必須)&願書&面談を経て先に内定をいただきましたが、もう1つの私立認可保育園Dは駅近の人気園だったので、見事に落選。よって、認証保育所Cに通うことになりました。

この認証保育所Cは小規模園でしたが、大きな公園が近く、英語やリトミックといったアクティビティがあったり、保護者がWebカメラでいつでも園の様子が見られるといった特徴がありました。こういったカリキュラムや保育内容に惹かれ、保育料が高くてもあえて認証保育所を選ぶ家庭もあるようです。

 

*結局この園には1日しか通わなかったので(※理由は後述)、一般的な「認証保育所」の特徴を紹介します。


一般的な認証保育所の特徴

・願書や面談で、園側が入園者を決める。
・保育料が高い(補助金あり)。
・独自の教育カリキュラム(英語、リトミック)があるところが多い。

 

転園2:認証園→私立認可園

2020年4月に認証保育所C通い始めた次女。ところが新型コロナウイルスの影響ですぐに登園自粛→休園となり、さらには落選したばかりの私立認可保育園Dにすぐに空きが出て6月からの転園が決定。結局この認証保育所Cに次女は1日しか通いませんでした(笑)。

Webカメラは名残惜しかったですが、保育料の高さや人数の少なさなどに懸念もあったので、認可保育園Dにすぐ内定して良かったです。

保育園は5月に空きが出ることも珍しくはないようです。「4月入所で第2希望以降の園に内定」するのと、「5月入所で第1希望の園に内定」するのとでは、結果的には後者の方がいいですが、最初から5月入所を狙うのは賭けになるので、改めて、保育園選びはタイミングとご縁だなと思いました。

私立認可園を選んだ理由

この保育園Dを選んだ理由は、家から徒歩1分と一番近い保育園だったから。保育園選びにおいて「家からの距離」は一番の優先事項にはならないと思いますが、我が家の場合は当時、別の園に通う長女と、まだ手のかかる三女がいたため、近さを優先しました。

そして近さだけではなく、人気のある系列の園だったことも理由の1つ。施設は新しく、英語・体操・音楽・アートのカリキュラムがそれぞれ月1~2回あるのも魅力でした。

私立認可園の特徴

当時の長女のこども園とは違い、園とのやり取りはアプリで行い、欠席連絡や、お迎え時間の変更などもアプリで済ませられるのは楽でした。ほぼ毎日、その日の活動日記が写真付きで配信され、月末にはアプリで写真を購入することもできました。コロナ禍のため行事は縮小されましたが、夏祭り、農業体験、ピクニック、運動遊び、展覧会などがありました。

保護者会は年2回、土曜日の午前中に行われ、個人面談もありました。また毎年クラスから2名、園との意見交換を行う代表者が選ばれていました。

私立認可園の良かった点
  1. 独自の教育カリキュラムが充実していた(英語、体操、音楽、アートなど)。
  2. 役員や係などの親の負担は少ない。
  3. アプリでの写真配信が充実している。
私立認可園のマイナスな点
  1. 園庭がなかった。
  2. 園庭がないため、夏のプールは水遊び程度。
  3. 親同士の交流の機会はほぼなかった。
このマイナス点は、あくまでも次女が通った園での話ですが、都心では公立保育園には園庭があり、私立保育園には園庭がない傾向にあります。園庭がなくてもすぐ近くに大きめの公園があればいいのですが、次女の園の場合は、徒歩5分のところにすごく小さな公園があるだけ。大きい公園に行くとなると15分はかかります。
しかも出発までの準備(整列や点呼)が結構長かったりして、外遊びが足りているのか心配でした。

子どもにはやっぱり、園庭で元気に遊び回ってほしい。

親の関係についても、後に通うことになる公立認可園の「父母会」に当たるものが私立認可園にはなく、親同士の関係が割と淡泊だった気がします。クラスのグループLINEもなければクラス役員もおらず、コロナ禍だったこともあり、休日のイベント(親睦のための自主的な集まりや、ハロウィンパーティーなど)が企画されることもありませんでした。

 

転園3:私立認可園→公立認可園

次女が私立認可保育園Dの年少クラスに入った年は、長女はこども園の年長、そして三女が小規模保育所Bの1歳クラスに通うようになり、3園バラバラの生活が続きました。

このときはとにかく送迎が大変でした。

そして夏頃から、翌年度以降のことを考え始めます。

公立認可園を選んだ理由

長女が小学生になれば保育園の送迎にも余裕ができるため、「家からの距離」よりも「園庭」を優先させたいと思うようになりました。

◆選択肢1:次女は私立園D(園庭なし)を継続、三女は公立園E(園庭あり)へ
◆選択肢2:次女は私立園D(園庭なし)を継続、三女も同じ私立園D(姉妹同園)へ
◆選択肢3:三女は公立園E(園庭あり)へ、次女も同じ公立園E(姉妹同園)へ転園

悩んだ結果、とりあえず、広い園庭のある公立認可保育園Eに三女を通わせることにし、最終的には気に入ったどちらかの園で姉妹同園を目指すことにしました。

結局、早くも翌年度に三女がこの保育園Eの2歳クラスに4月入所し、たまたま年中クラスに空きが出て、次女も同年6月にこちらに転園しました。姉妹で同じ園というのは、やはり子どもたち本人にとってもうれしかったようです。

 

公立認可園の特徴

公立保育園は、当初は連絡ノートも手渡し、欠席連絡も電話で、私立保育園との差を感じました。また冬は週末、毛布カバーを持ち帰り、アイロンがけをするのが地味に面倒だったり、写真販売も私立に比べたら数が少ないのがマイナスポイントでしたが、そんなことを上回るほど、広い園庭やホールで遊ぶ子どもたちを見て、転園させて良かったと思いました。運動会や発表会なども、大人数ならではの子どもの成長を感じることができました。

公立認可園の良かった点・マイナスな点は、三女のところでまとめます。

※2024年4月追記↓
その後、三女の通園中にいろいろデジタル化が進み、欠席連絡も連絡ノートも写真販売もすべてアプリで行うようになりました

 

れんらく帳のイラスト

三女:小規模保育所(1年)→公立保育園(4年)

<参考>
私立小規模保育所B徒歩2分、1クラス7名(3学年同室で最大19名)
公立認可保育園E自転車で5分(徒歩10分)、1クラス18名、園庭あり
幼稚園の散歩のイラスト(カート)

転園1:小規模園→公立認可園

前述のとおり、三女は次女が以前通っていた小規模保育所の1歳クラスに4月から入園。2歳クラスまで通うことはできたのですが、次女の卒園時に苦労した経験から、翌年度、第一希望の公立認可保育園Eにのみ早めに申し込みだけして、ゆっくり空きが出るのを待つつもりでした。ところが実際は、まさかの即4月内定。先生たちとの別れを惜しみつつ、5歳クラスまである保育園Eに転園しました。

公立認可園の良かった点
  1. 広い園庭とホール、夏には大きめのプールが使える。
  2. 人数が多めなので、運動会や発表会などの行事に迫力がある。
  3. 遠足が多く、遠方まで連れて行ってくれる。
  4. 地域との交流がある。
公立認可園のマイナスな点
  1. 私立のような英語などのカリキュラムはなし。
  2. 施設は古いところが多い。
  3. 公立なので、春に先生の異動がある。
  4. 父母会への加入が必須。クラス役員、卒業対策委員などがある。
  5. 写真の販売は少なめ。

公立保育園に転園してまず驚いたのは、クラスのグループLINEがあることと、「父母会」への参加を求められたこと。新型コロナの流行で、父母会の活動はかなり縮小されたようですが、それまでは親の中から会長・副会長を選び、公立こども園のように総会なども年1回行われていたようです。

保護者会は年2回、平日の夕方に行われ、年1回、保育参観や個人面談もありました。また各クラス、年数回の懇親会を行うことが父母会の決まりになっていて、年によっては(役員次第)、数か月おきに休日に様々な集まりが企画されました。この辺りは私立保育園との違いを感じ、好みが分かれる点かもしれません。

 

子どもにとって転園はストレス?

転園のたびに心配だったのが、子どもへの負担・ストレスです。もちろん手続きや、園ごとに異なる持ち物の準備、人間関係の変化など、親にとっても負担はありますが、そんなのは微々たること。慣れ親しんだ園を離れて新たな環境に入れることを、「かわいそう」と思ってしまいました。

特に次女の、年少から年中での転園(私立園D→公立園E)が一番不安でした。4歳児20人クラスの中に1人だけ後から新しく入るという状況は、大人でも不安です。

それでも転園を決めた理由は、以下のとおりです。

  • 前の保育園Dに特に仲良しの子がいるわけではなかった(むしろ朝の登園渋りがひどかった)。
  • 保育園Eは同じ小学校に通う子が多そうだった。
  • 外遊びが好きなので、園庭で遊ばせたかった。
  • 先に保育園Eに通っていた三女の送迎に同伴させ、次女も多少慣れていた。
  • やはり姉妹同園は本人たちにとっても良いと思った。

 

「転園」は親都合ではありますが、ちゃんと子どものためを思った転園でした。

そして転園後、実際どうだったかと言うと、最初の数週間は毎朝「前の保育園がいい~」と泣かれて、私も心が折れそうでした。でもクラスの友だちはすぐに「〇〇ちゃん」「〇〇ちゃんのママ」と覚えてくれて、子どもたちの素直さに救われました。そして数か月後には、友だちができ、園庭でのびのび遊んだり、大人数クラスでの活動や行事を通して成長している姿を見て、やはり転園して良かったと思えました。

一方、2歳(1歳クラス→2歳クラス)で転園した三女はというと、前の小規模保育所に大好きな先生がいたので、最初は転園を申し訳なく思いました。転園後、最初の数週間はチック症状も出てしまい、やはり2歳での転園は負担が大きかったかなと落ち込みました。でもさすがは2歳児。1か月もしないうちに、すっかり新しい先生や環境に慣れてくれました(むしろ前の先生や友だちを忘れるのが早い!)。

新しい環境によるストレスは、当然あると思います。その子の性格にもより、すぐに慣れる子、なかなか慣れない子がいるでしょうが、それは転園に限らず入園でも同じことで、一時的なもの。振り返って思うのは、やはり子どもは適応能力が高く、あまり心配いらないのかなということです。

※2024年4月追記↓
三女のクラスでは
、年少、年中、年長時にそれぞれ新しく転園してくる子がかなりいました。慣れるまでは個人差があるでしょうが、やはり子供同士はすぐに仲良くなるもので、あんなに転園で悩む必要はなかったなと改めて実感しています。

 

まとめ

以上、我が家の園選び・転園体験をまとめてみました。

幼稚園(こども園の短時間保育含む)と保育園の違いは大きいですが、保育園においては、園庭や父母会の有無の違いがあるくらいで、私立と公立で保育の差はほとんどないかなというのが私の印象です。

我が家の場合は、公立と私立というよりは、その時の家庭状況から、「場所」「園庭」を重視しました。もちろん、地方によっては園庭があるのが当然だったりするでしょうし、園庭がない代わりに、散歩によって交通ルールを学べるというメリットもあります。外遊びは家で補えるから、英語や体操、勉強などのカリキュラムの方を重視したいという家庭もあるでしょう。

でも園庭のある園はやはりいいと個人的に思います。散歩園の頃は、暑さ、寒さ、天気、体調、トイレなどが常に気掛かりでした(もちろん園庭のある園でも、時々散歩に行ったりします)。また園庭がない園では夕方はほぼ室内遊びをしていましたが、園庭がある園では夕方も外遊びができました。この幼児期の運動量の違いは大きいと思います。

そして小規模保育所の手厚さも魅力に感じました。0~2歳は、大勢のお友達と過ごすよりは、少人数で手厚い保育を受けた方が安心です。「3歳からの転園」という壁はありますが、小規模保育所と普通の保育園の両方を経験した友人たちも皆、「小規模は手厚くて良かった」と言っていました。

ありきたりですが、どんな園でも良し悪しはあります。第一候補の園に必ずしも入れるとも限りません。それでも、親が譲れない点と妥協できる点、自分の子どもに合った園をいろいろ考えて粘ってみると、いいご縁があるかもしれません。

以上、皆さんの園選び・保活の参考になれば幸いです。

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