この春、幼稚園年長になった長女(5)は、年少の10月から月刊ポピーを始め、そのまま年中「あかどり」も1年間継続しました。3月生まれの長女ですらポピーは簡単な内容でしたが、そのおかげで勉強が嫌いになることなく、毎日ワークに取り組む習慣が身についたので、我が家はポピーにとても感謝しています。
ポピーは小学校入学後こそ続けたいと思っているので、年長も引き続き受講することにしましたが、ポピーだけでは親子共に物足りなくなってきたので、この4月からはZ会の年長講座も同時に受講することに決めました。
今回は、ポピーとZ会の年長講座4月号に取り組んだ感想をまとめてみたいと思います。結論から言うと、我が家の場合はZ会に申し込んで正解でした。
月謝は、Z会がポピーの2倍以上
ポピーとZ会の会費は下表のとおりです。年長講座の場合、年間払いで月当たり(税込み)ポピー1,045円、Z会2,431円なので、Z会の方が倍以上になります。
1か月あたり:毎月払い(税込み)
ポピー | Z会 | |
年少 | 980円 | 2,200円 |
年中 | 1,100円 | 2,640円 |
年長 | 1,100円 | 2,860円 |
小1 | 2,500円 | 4,620円~ |
1か月あたり:年間一括払い(税込み)
ポピー | Z会 | |
年少 | 931円 | 1,870円 |
年中 | 1,045円 | 2,244円 |
年長 | 1,045円 | 2,431円 |
小1 | 2,375円 | 3,927円~ |
Z会はスタートセットが充実
年中の1月にZ会の年長講座に申し込んだ後、4月のスタートまでに以下のスタートセットが届きました。
我が家の一番のお目当ては、年長講座の付録の「時計」でした。まだ時計が完璧に読めない長女も、これで少しずつ長針と短針に慣れていっています。この時計の特徴は、本物の時計と同じように長針と短針が連動していて、必ず長針を動かす仕組みになっている点。
また、早期申込み特典の「かたちパズル」も長女と次女に好評で、喜んで取り組んでいました。
そして待ちに待った、3月末に届いたZ会の4月号がこちら。
「かんがえるちからワーク」は全部で48ページ、「ぺあぜっと」は1か月で親子で取り組む課題が10項目ほど。さらに「ぺあぜっとシート」という、担当の先生に毎月提出する課題もあり、これも我が家がZ会受講を決めた理由の1つでもあります。
ちなみに4月は、「たけのこきんぴら」を長女と一緒に作って、その感想などを絵と文で書いて提出しました。こうした「実体験」が子育てでは一番大事だと頭では分かっていても、つい面倒に思ってしまう私なので、こういうきっかけやヒントが毎月得られるのは本当にZ会のメリットです。
ポピーの4月号は年中と大差なし
一方のポピー「あおどり」の4月号はこちら。これにお風呂に貼れるカタカナシートがついていました。
年中「あかどり」よりも冊子が大きくなり、A4サイズになりました。ドリるんは41ページ、わあくんは33ページ。内容はだいぶレベルアップするかなと期待していましたが、やっぱり簡単なポピー。最近ひらがなを覚え始めた次女(3)でもできるページが多く、早くも次女の先取り学習用になっています。
でもポピーの良いところは、紙質のおかげでシールが何度も貼り直せる点。間違えたときにシールが破れてイライラすることもないし、三姉妹で何度でもやり直せます。
年長なら、我が家の軍配はZ会に
幼稚園の春休み&新型コロナウイルスによる外出自粛生活の今、長女は毎日Z会のワークに2~4ページ取り組んでいて、1か月の分量としてはちょうどいいです。ポピーの場合はやる気スイッチが入れば1~2日で終わらせてしまうこともあるくらいですが、Z会は「ぺあぜっと」も合わせると、数日で終わらせるのは到底無理なボリューム。内容も、Z会はポピーよりも文章題や考えさせる問題が多かったりで、ちょうど良い手ごたえがあります。これを1か月、半年、1年続ければ、相当力がつくような気がします。
Z会のスタートセットの「かんがえるちからワーク」の例。ポピーとは違ったアプローチの問題が多く、長女の苦手分野が分かるきっかけにもなりました。答えが1つではない問題や、理科の分野の問題が、長女には難しい&新鮮だったようです。
ポピーがオススメな方
とにかく安くて無駄なものがないポピー。まだ幼児教材を何もやったことがない家庭がお試しでやるならポピーがオススメです。これで机に向かう習慣が身につき、子どもが「もっとやりたい!」となった場合に、他社の教材を検討するのも良いのではないでしょうか。
Z会がオススメな方
しっかり勉強させたい、という家庭ならやっぱりZ会がオススメです。ワーク学習も、「ぺあぜっと」での親子体験も、どちらもしっかり取り組めば、その後の子どもの成長が楽しみになるような内容です。
我が家ではまだ年長講座はスタートしたばかり。また半年後、1年後に、ふり返ってみたいと思います。