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読み返したい育児本10冊【備忘録】

教育(語学以外)

 

長女(4歳)が生まれてから読んだ育児本の備忘録です。未就学児の子育て時期に参考になる部分が中心です。

『日本一めんどくさい幼稚園』

長女の幼稚園選びの参考に読みました。東京・八王子の武蔵野幼稚園の園長先生が書いた本。
「困難なことに挑戦できる」「努力し続けられる」「最後までやり抜ける」
そんな”生きる力”のある子に育てるために、「めんどくさい」と思うことでも子どものことを第一に考え実践している幼稚園です。それゆえに親にとっても”めんどくさい”のですが、こんな幼稚園が近くにあったらいいなと思えました。特に子どもの「自己肯定感」を育てる方法が詳しく載っていて、とても勉強になります。
中でもインパクトがあったのは、「大事なことはだいたい、めんどくさいもの」という冒頭の言葉。めんどくさくても手をかけた分、いつか返ってくるものが必ずあると考えるだけで、日々の子育ての大変さが少し軽減されます。
  • 発達段階の正しい順序を踏まえ、心と体の成長を積み上げていく。習い事も同様。焦り、ショートカットは弊害。
  • 「努力した」→「できた!」をいっぱい体験。「がんばればできる」こと、「できなくても認めてもらえる」ことを学ばせる。
  • 卒園生が大きくなったとき、”自分の人生の原点は幼稚園での経験”と言えるかどうか。幼稚園時代は目に見えなくても、ちゃんと本人の中で息づいているものがある。急がず「強い根っこ」を育てよう。
  • 最低1時間ぐらいは歩く体力を。きちんと座って絵を描いたり、授業を聞いたりする筋力を培う。
  • 子どもの「イヤ」には理由がある。甘えやサボりではない、その子なりのできない理由を理解してあげる。
  • どんなふうに声をかけてもらいたいか、子どもの立場になって考える。
  • 「子どもには無限の可能性がある」=「得意なものがどこまで伸びていくか分からない」という意味。「すべてが完璧にできる可能性がある」という意味ではない。
  • 生活の様々な場面で、自分で選ばせる、決めさせる。
 

『公立小・中・高から東大に合格した3兄弟の母は何をしたのか?』

これは著書を読んだのではなく、テレビ番組「ノンストップ」に杉政光子さんが出演されていたときに、家庭教育について話されていた内容です。息子さん3人が公立の小・中・高から東大に合格したという杉政さんの教育法がとても参考になりました。

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図鑑で学ばせ、実物で学ばせる(観察力、考察力、想像力)

お子さんが1歳になったら毎日図鑑の読み聞かせをし、「興味を持ち始めたら即行動」と、家で様々な植物を育てたり、生き物を飼ったり、実物に触れさせたそうです。そんな杉政さんの、現在30代になる長男さんの言葉。

「母は裏の意図がばれないように計画を実行する人だったので、その巧みな誘導に一切疑問を持つことなくついていった」

「毎日、本を読んでくれて実物を見せてくれたので、『何かを知る』だけですごい喜びを感じられる体質になった」

この勉強好きの「体質」こそが、ものすごい財産だと思います。我が家も「実体験」を大事にしていたつもりですが、これに比べたらまだまだです。 

作品を家に飾ってあげる(自尊心、向上心)

子どもの作品をほめる際は、まずは抽象的でわかりにくい表現でほめる(「構図がいいね」「複雑な色味がいいね」など)。その後、作品の長所をより具体的に指摘する(「3匹のザリガニの位置と向きがいいね」「赤い甲羅を5色の絵の具で表現しているところがいいね」など)。我が家でも娘たちはよくお絵描きをしたり工作をするので、早速実践してみました。

ニュースを見て意見交換(プレゼン能力)

これはスタジオゲストの千秋さんも、よその大人の質問に子どもに答えさせる、レストランで子どもに注文させるなどの工夫を話されていて、とても参考になりました。 

どんなテストも褒める

テストを持ち帰った日は、どんな点数だろうが怒ることはなく、まずは「見せてくれてありがとう」と声掛け。そして夕食後にテストのおさらいをし、うっかりミスなのか、本当にわかっていないのかを見極め、同じような問題を自作して解かせたそうです。

その他にも、ファミレスの待ち時間などに「メニューを10個、1分で覚えてみようか」と、子どもたちと競い合う遊びをして記憶力をアップさせるなど、塾や習い事に頼らず、親が家庭でできることを最大限やるところに親しみを感じました。まだ我が家は長女が年中なので学校の宿題やテストはありませんが、今からできるところは実践し、数年後、大いに参考にさせていただこうと思います。 

 

『9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣』

『ザ・ギフティッド』の大川翔くんのお母さまの著書。大川翔くんと言えば、14歳でカナダの名門5大学に合格して有名になった男の子です。 どんな子育てをすれば、そんな子どもが育つのか。

  • できるだけ早いうちから本を読んであげるのがよい。0歳の赤ちゃんの能力を過小評価せず、読み聞かせで刺激を与える。じっと座る練習にもなる。
  • 「スキンシップ」「親子体操」で反抗期を吹っ飛ばす。「よくここまで成長したなあ」と思い、何も言わず抱きしめてあげることが、セルフ・エスティーム(自己肯定感)を持たせる最良の方法。
  • 旅行計画を一緒に立てる。自ら学び、判断する力を育てる。

これらは、他の育児本でもよく書かれていることですが、改めてその大切さに気づかされました。そして大川さんならではの、参考になった点をまとめておきます。

  • 親が聞き上手になる。子どもにたくさんを話をさせるコツは「肯定的に聞く」こと。失敗したことに対しては「努力を褒める」。
    →「子どものアウトプットの訓練」「セルフ・エスティームの向上」
  • 親が子どもにたくさん話をする。
    →「コミュニケーション能力を育てる」
  • 小学生への読み聞かせは「名作」と「偉人伝」がお勧め。
    →「歴史に親しみを持つ」「倫理観を学ぶ」「どうやって逆境に立ち向かい、乗り越えたのかを知る」

中でも目からうろこだった点。

  • 就学前から小学校の国語の教科書そのものを全部買って、面白そうなお話や詩を選んで読み聞かせる。選び抜かれた教材でバランスも良い。
  • 松下幸之助さんの本も読み聞かせ。

これはポイントとしては書かれていませんでしたが、大川家のエピソードの中で随所に松下幸之助さんの話が出てきたので、とてもヒントになりました(私も松下幸之助さんが大好きなので)。 

5歳でカナダに引越し、「言葉」も違う、「見た目」も違う環境の中、しかも学年の終わり近くにクラスに入ったものすごいストレスの中、(親は「大丈夫、大丈夫」と能天気だったそうですが、これもある意味、大事なポイント?)、とにかく本を読んだという翔くん。ネイティブと同じ量を読んでも追いつけないからと、とにかく読みまくった結果、小1の新学期はクラスでどん尻チームだったのが、小1の終わりには最上位チームになったそうです。そして頑張り続けたことが飛び級につながったとのこと。

逆境の中で努力ができたのは「“地頭”を鍛えてもらっていたおかげ」だと、あとがきで翔くん本人が言っていました。彼の著書『ザ・ギフティッド』はまだ読んでいないので、ぜひ読みたいと思います。 

 

『算数ができる子の親がしていること』

数学どころか算数が苦手な私。娘たちにはそうなってほしくないので、思わず図書館で借りてしまいました。

著者は、未就学児対象の「かず・かたち教室」を主宰している“文系出身”の方だけあって、とても分かりやすく、家庭でできる「さんすう環境」の作り方、子どもとの接し方のヒントが書かれていました。

プリント学習や計算ドリルよりも、まずは「数の概念を五感で覚えること」「実際の物を使ってたくさん体験させること」が、小学校そしてその後の算数の勉強の土台として幼少期には大事だということはまったくその通りだと思います。

そして、算数に限らず、子どもに教える上で大事なことを2つ学びました。

  • 「待つ」ということ。すなわち子どもが脳を使う時間を奪わないこと。
  • 失敗を恐れない「強い心を育てる」「前向きな心を育てる」こと。

さっそく、ポジティブな考え方、ポジティブな言葉をどんどん使って実践です。年中の長女にピッタリな内容でしたが、年長、小学生になってからもまた読み返したい本です。

 

『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』

主に中学受験を目指している小学生の親向けに書かれていて、長女が幼稚園年少のときに読むには少し早い内容でした。我が家は「東大」も「中学受験」も考えていませんが、子どもにはそれなりに「頭が良い子」「自ら進んで勉強できる子」になってもらいたいので、のちのち参考になる点は多々ありました。

前半は、「自信を育てる」「自立を助ける」「可能性を伸ばす」といった、よく耳にする内容だと思って読み進めましたが、途中から、目からウロコの内容が次々出てきてとても面白かったです。

  • 子どもに夢を持たせるために、テレビやマンガを遠ざけない。
  • 集中力を高めるためには、ゲームを利用するのもあり。
  • 休みの日にはダラダラする(習い事を減らしてでも)。オフのダラダラが、オンの集中につながる。

特に参考にしたいと思った点。

  • 「ピンチを戦える子」にするために、あえて厳しい環境に子どもを放り込む。自分の実力よりちょっと上のレベルの限界を超えられたという経験の積み重ねが大事。
  • 最近流行りの「リビング学習」では、親は別の作業に集中し、「親の時間はすべて自分のためのもの」という甘えを断ち切らせる

これらは今すぐにでも実践できます。とてもためになる本でした。

 

『3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話』

タイトルの「小6で英検1級」に驚いて読んでみました。しかも、お金・学歴・海外経験ナシという「3ナイ」は我が家の環境と同じ。読んでみたら、やっぱり「3ナイ」を補って余りあるほどのお母様の熱意。とても全部は真似できないけれど、参考になる部分は大いにあり、やろうと思えばここまでできるのかと刺激になりました。

特に目からウロコだったのは、「英語での語りかけ」の部分。

日本人である親の間違った文法・発音での語りかけは意味がないというか、むしろ悪影響だと私は思っていたので、英語での語りかけなどしたことなかったのですが、「間違っててもOK。英語も日本語と同じで普通に使われる言葉だということを子どもに認識させる」というのはとても納得。「英語=勉強」ではないことは、私も心がけていることです。しかも Wash your hands. とか Shut the door, please. とか、命令文中心の3語文でいいなら、私でも真似できそうです。

そして、もう一つ参考になったのは、かけ流しの量(インプット量)が足りているかの確認方法として、自然と英語の文法が身についているか、子どもが話す英語に耳を傾けてみるということ。

我が家はここまでのレベルには達していないけれど、子どもが複数形のsとか、三単現のsとか、冠詞のaとanとかをきちんと区別して話していたら、ネイティブと同じように英語を身につけたということなので、親としては感動モノです。

この著者の子どもキリ君は2歳10ヶ月から英語を始めたそうで、この時の我が家の長女とほぼ同じくらい。この本を読んで、またモチベーションが上がりました。

 

『本田家流子育てのヒント』

テレビでお馴染みの本田兄妹のお父様が書かれた本。どんな子育てをしたら、あんな立派な子どもたちが育つのだろうと思って読みました。感想はとにかく「すごい」の連続。本田兄妹の想像以上のすごさにお腹いっぱいになりました(笑)。でも太一くん、真凜ちゃん、望結ちゃん、紗来ちゃんをテレビで知っているだけに、お父さんの言葉には説得力があり面白かったです。

長女の真帆さんのことは不思議と出てきませんが、実は長男の太一くんが、すごく真面目でしっかり者なんですね。真面目で家族想いの太一くんのエピソードが特に面白く、そんなお兄さんの姿を見て、妹たちも育っていったんだなと思います。

わりと大きくなってからの兄妹の様子が書かれているので、当時2歳と0歳の育児真っ只中の私としては、もっと幼少期の苦労話や、彼女たちが自分のやりたいこと(スケートや女優業)に夢中になるまでの過程も知りたかったです。

金銭的に真似できないこと(七田式をはじめとする習い事の数々)だらけですが、参考になることもたくさん。特に刺さった言葉が、「自分がして欲しい子育てをする」ということ。

「私もこんな家に生まれてきたい!」「自分みたいな親のもとに生まれてきたい!」と思えるか。

もちろんただ甘やかすだけではダメで、厳しさとの線引きは難しいところですが、夫婦、親子、姉妹の仲が良い明るい家庭がやはり一番。本田家を見習って、常にこのことを自問していきたいと思います。

その他、「子どもの前で子どものことを褒める」「トランポリン」「朝の勉強とアイスクリーム」「幼稚園の送り迎えでの口移し勉強法」が参考になりました。

 

『小学校前の3年間にできること、してあげたいこと』

今後の幼稚園生活に向けて読みました。 図書館でも予約が多かった本です。特に目新しいことは書いてありませんでしたが、ザッと読んで大事なことが再確認できました。

幼稚園時代は、小学校の勉強の先取り・前倒しではなく、頭と身体の「土台作り」が大事。その結果、小学校以降にグングン「伸びる子」になる。

この考えには共感です。我が家でも「絵本の読み聞かせ」や「外遊び」は大事にしていますが、「丁寧な親子の会話」や、算数、体育の土台となる遊びをもっと取り入れていきたいと大いに参考になりました。

以下、新たな気づきをメモ。

◎国語
豊富な言葉と文章で話しかける。その繰り返しが、子どもの言葉の貯金になる。難しい言葉もどんどん使ってOK。

◎算数
算数は最初につまずくと大変。サイコロやトランプなど、家で遊びを通してできる算数の土台づくりはたくさん。

◎体育
ボール遊び、ソファからのジャンプ、逆上がりの練習になる「お父さんのぼり」など。スポーツよりも、まずはしなやかな体づくりを。

 

『幼稚園では遅すぎる』

少し古い本ですが、タイトルが気になって読んでみました。ソニー創業者の一人、井深大さんの本です。幼児の可能性を伸ばすには、3歳までの心の教育(=育児)が大事、というもの。

長女が2歳半過ぎの当時読んだら焦るような内容でしたが、幼児の無限の可能性や母親の影響の大きさに気づかされ、すぐにでも実践したいことが多々ありました。

◎「与えなさすぎ」 が問題
幼児の頭脳の吸収力を考えれば、「与えすぎ」は心配なし(5ヵ国語を操る天才兄妹を育てたモーレツお父さんの例より)。

◎おもちゃの与えすぎはダメ
少ないおもちゃで、創意・工夫する力が伸びる。

◎外国語、絶対音感、運動神経、絵心の土台は3歳まで。

◎1つのことに自信をつけてあげると、他のことにも自信がつく。

◎「育児」=「教育」
区別すること自体が誤り。日々の育児こそが、本当の幼児教育。  

◎母親の影響は計り知れない
自分の欠点が子どもにうつらない努力を。

◎仲のよい両親、明るくなごやかな家庭。これ以上の幼児教育はない。

やや極端で偏った内容もありましたが、どんな育児書でも、100%正解はないはず。母親として、情報や流行に左右されず、自らが学んで子育てにビジョンを持ち、確信できることから実践していくことが大事だと感じました。

5ヶ国語を話す兄妹

▲井深大さんの『幼稚園では遅すぎる』に出てきた、5カ国語を話す天才兄妹とモーレツお父さん、永田益夫さん。調べると、永田さんは1963年に本を出版されているようですが、絶版になっていて図書館にもない。古いためかネットでも情報が少ない。トライリンガル育児の参考になりそうなので、井深さんの本の内容を記録しておきます。

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長い教員生活を辞めて自ら子供の教育に全身全霊を注いだ。当時、兄は2歳半、妹は生後3ヶ月。英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ほとんどいっぺんに始めた。

ラジオの語学講座を聞いてみると、フランス語でも、英語に置き換えて説明している。それなら、いっぺんにやれば横の連携がとれるだろうと…。

ちょうどそのころ弾いていたピアノ曲が、楽譜はイタリア語、説明は英語、ドイツ語、フランス語で書いてあった。その説明がわからないと、曲の感じがつかめない。それも早く語学を始めた1つの動機。

5ヶ国語も一度にやって混乱しないかとよく聞かれるが、子どもはちゃんと使い分ける。

外国語の勉強は、もっぱらラジオを使った。語学講座というのは非常に親切にできていて、発音なんかも、丁寧にゆっくり言ってくれる。そうすると、子どもたちは口を開けて、発音練習をちゃんとやっていた。

大事なことは、単なる詰め込み教育ではなく、子どもが学習対象に興味を抱くよう、いろいろ工夫することに力を入れた点。我が家のような英語と中国語の場合は横の連携が難しいですが、参考&励みになります。

 

『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』

長女がまだ生まれる前に新聞広告で見て、メモしてあった本。図書館で借りて読んでみました。 

「読書の習慣」→「学力アップ」という関係はよく言われることですが、改めて参考になる部分が多く、読んで良かったしぜひ実践したい内容でした。

  • 「習い事を!」と焦る前に、まずは「本」をたっぷり
  • お気に入りの本ができたら、覚えるくらい「めっちゃ読み」
  • 語尾まで「一音一音ハッキリ読み」
  • 「音の良い」絵本を。音の楽しさで本好きに

この「一音一音ハッキリ読み」は、最初「本当に?」と疑いましたが、長女への読み聞かせで試してみたら、確かに反応が違う。最後まできちんと聞いてくれることが多くなりました。

音の良い絵本もたくさん紹介されていたので、図書館に通う楽しみも増えたし。良質の本を、ゆっくりはっきり丁寧に読んでいってあげたいと思います。

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