こんにちは。三姉妹を子育て中のelly(@ellyeblog)です。
うちの娘たちは小学校入学前、幼児ポピー「きいどり(年少)」「あかどり(年中)」「あおどり(年長)」にとてもお世話になりました。

ポピーって安いけど、簡単すぎるって言わない?
確かに幼児ポピーの学習内容は簡単かもしれませんが、この時期の子どもにとっては簡単くらいがちょうどいい!と今ふり返ってみても思うんですよね。
この「家庭学習の習慣化」が長い目で見てすごく大事であり、子どもの人生の大きな財産になるからです。
▼当時読んで参考になった本(富永雄輔さん著)。「毎日5分でも机に向かう習慣付けが大事」だと教えてくれました。

我が家の場合、幼少期にポピーのおかげで身についた「週末の朝の勉強習慣」が、小学生になってからもずっと続いています。
もちろんポピーに限らず、子どもが気に入った教材なら何でも習慣化に結びつきますが、ポピーが特に良いと思う理由がいくつかあります。
✔ 安いけどワークがカラフルで楽しい。
✔ 紙のワークが中心で、鉛筆の練習になる。
✔ 付録が素朴だけど何気に楽しい。
✔ 小学生以降も手頃な価格で継続できる。
以下、他社との比較も交えながら詳しく説明していきます!
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そもそも幼児教育のメリットとは?
高額な幼児教室や、子どもの負担になるような先取り中心の早期教育には賛否があると思いますが、自宅で気楽にできる通信講座のような幼児教育は、子どもの可能性を引き出し、社会性を身につけ、子どもの好奇心を満たしてあげられていいこと尽くめ。

親子のコミュニケーションの時間にもなるし、娘たちは親と一緒にワークに取り組むのを楽しんでいました。
3歳頃までは市販のワーク(100円ショップのものなど)でも十分でしたが、次第に毎回探すのも大変になるし、継続すれば値段も決してバカにならない。ということで、我が家は通信講座を検討し始めました。
大手幼児教材4社との比較
幼児向け通信講座と言えば、「幼児ポピー」「こどもちゃれんじ」「Z会」「スマイルゼミ」が有名。他にも、「七田式」「がんばる舎」「ワンダーボックス」などもあり、当時資料を取り寄せていろいろ比較しました。
受講費の比較
▼受講費の比較(2025年3月更新)
1カ月あたり:毎月払い(税込み)
ポピー | こどもちゃれんじ | Z会 | スマイルゼミ | |
年少 | 1,500円 | 3,290円 | 3,500円 | 4,378円 |
年中 | 1,500円 | 3,290円 | 3,980円 | 4,378円 |
年長 | 1,500円 | 3,290円 | 3,980円 | 4,378円 |
小1 | 3,300円 | 4,020円 | 5,600円~ | 4,730円~ |
1カ月あたり:年間一括払い(税込み)
ポピー | こどもちゃれんじ | Z会 | スマイルゼミ | |
年少 | 1,425円 | 2,730円 | 2,975円 | 3,630円 |
年中 | 1,425円 | 2,730円 | 3,383円 | 3,630円 |
年長 | 1,425円 | 2,730円 | 3,383円 | 3,630円 |
小1 | 2,980円 | 3,250円 | 4,760円~ | 3,630円~ |
※こどもちゃれんじは「ハイブリッドスタイル(紙ワークあり)」の場合
※スマイルゼミは別途タブレット代あり。2年目以降は継続割引あり

幼児ポピーの安さは群を抜いてますね。
特徴での比較
こどもちゃれんじ
「しまじろう」のキャラクターと「おもちゃ」が魅力ですが、我が家は似たようなおもちゃがすでにあって不要だったので候補から外しました。
その後、時々送られてくる体験版を見て娘たちは「しまじろう」に興味を示していましたが、見本のワークのレベルはポピーと同じ印象。ただし「こどもちゃれんじEnglishのすてっぷ(特にDVD対応のキッズせんようリモコン)」は魅力的だったので少し悩みました。
Z会
「あと伸び力」、いわゆる自分なりに考える力を身につけるカリキュラムで、ワークのレベルはポピーより少し難しい印象。「ぺあぜっと」という親と取り組む体験型教材や添削課題があるのが特徴で、 親のかかわりが多く大変ではありますが、幼児期の実体験重視の子育てのヒントになりそうだと思いました。
我が家ではもう少し気軽に取り組みたいことから、「Z会は早くても年長から試せばいいかな」と思って候補から外しました。
スマイルゼミ
知育系アプリが好きな娘たちなので、タブレット学習も最初は喜んでやるだろうし、親の丸付けが不要というメリットもありますが、しばらくは親子で紙のワークに取り組む時間を大切にしたかったので、スマイルゼミは我が家ではしばらく保留にしました。
「幼児ポピー」を選んだ理由
資料を見比べて見て、ポピーは教材がシンプルで低価格なだけでなく、小学生以降も手頃な価格で教科書に沿った勉強ができるという点が決め手となり、ポピーに入会することにしました。
▼おためし号のワーク。長女は喜んであっという間に終えてしまいました。
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そして実際にポピーに取り組んでみて、冒頭にも書いたポピーのいいところにさらに気づくと同時に、残念なポイントもあったので、以下にメリット&デメリットをまとめてみます。
実際にポピーを受講した感想
ポピーのいいところ
- とにかく月謝が安い。なのにカラフルで充実。
- シールがたくさん付いていて、貼り直しもしやすい。
- 時々ついてくる付録が素朴だけど楽しい。
- 内容がわりと簡単なので、勉強嫌いにならない。達成感を味わえる。
幼児ポピーははっきり言って簡単です。
例えば年少ポピー「きいどり」は、シール貼りが中心で本当に簡単でした。でも3歳児といえばシール貼りが大好きですよね。そのおかげで「ポピー=楽しい」となって、毎月ポピーが届くのを楽しみにするようになりました。

しかもポピーのワークは紙質が良くシールの貼り直しがしやすいので、シールが破れたりといったストレスもなかったです。
他社の幼児コースでも同様の考えだと思いますが、子どもが「簡単!」「できた!」と思うことがやる気につながり、自然に勉強の習慣が身についていきます。
そして8割は簡単&ちょうどいい、2割はちょっと難しい年中の「あかどり」を継続していくことで、知らず知らずのうちに勉強の力がついていったと実感しています。
またポピーは「こどもちゃれんじ」ほどではありませんが、時々付録がついてきます。すごろくやカード遊びなど、娘たちはこの付録が大好きでした。そしてこういう素朴な遊びがむしろ、子どもの教育には良いと感じました。
▲幼児ポピーを卒業した後も、ボロボロになるほど遊んだ付録の数々。
月1,500円でこの満足感が得られるなんて、ポピーをやっていて本当に良かったと思いました。
ポピーでイマイチだったこと
- 良くも悪くも、内容が簡単で繰り返しが多い。
- 年少「きいどり」は無駄に紙質が良過ぎてもったいない?
大満足のポピーでしたが、唯一残念なことと言えば、毎号、わりと似たような内容のワークで繰り返しが多いので、子どもによっては飽きてしまうことかもしれません。
内容も、年少「きいどり」は1日でもやり終えてしまえるくらいです。
我が家は幸い妹たちがいたので、長女には簡単すぎるページや、似たような内容のところは、妹にやらせたり、後々妹たちがやるためにあえて残したりしました。
▼その物足りなさを補うために、我が家は年長からは「Z会」も併用しました。
また先ほど「シールが貼り直しやすくて良い!」と書きましたが、その分、冊子の紙質が良いので、少しもったいない気もしました。
まとめ:ポピーがオススメな人
✔ とにかく手軽に何か始めてみたい人
幼児教材はある程度継続して試してみないと分からないことも多いので、最初に始めるなら安いポピーはオススメです。
小学校受験を目指している家庭にはポピーは不向き(ポピーだけでは不十分)でしょうが、我が家のように、勉強は楽しいものだと思わせたり、勉強を習慣付けたりすることをまず目的とするならば、ポピーは試してみる価値があると思います(いつでも辞められますし)。
今回資料請求した5社は、どこも電話勧誘などは一切なく、無料サンプルだけでも結構勉強になるので、とても得をした気分になりますよ。
冒頭で紹介した『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』には、自分の実力よりちょっと上のレベルの限界を超えられたという経験の積み重ねによって「ピンチを戦える子」になる、とも書かれていました。
幼児教材のワークにそれなりに取り組んでいると、前はできなかったことが、自然にできるようになっていたりして、子どもの成長を感じられることが喜びです。
各ご家庭の目標や好みに合った教材で、家庭学習を楽しんでいきましょう!